面接って緊張してしまうものですよね。
「志望動機は?」
なんて聞かれて上手く答えなきゃ・・・
こう思うのも無理はありません。
でも大丈夫。
私たちの面接はちょっと違います。
と言うことで面接について
お伝えさせていただきます。
当店の面接について
世間で思い浮かべる面接の
イメージはどんのでしょうか?
ここではよくある3つのケースを
あげていきましょう。
まるで試験やオーディションのような空気。
話しながらも
「これ点数つけられてるのかな」
と感じるタイプの面接です。
・髪型
・服装
・話し方など
細かくジャッジされる
こんな面接イヤですよね・・・
これだと失敗したら落ちるって思うし『完璧な自分を演じなきゃ』ってなりそうだなぁ
これはもはや『面接』というより『取り調べ』
・過去の失敗
・経歴の空白
・普段の服装など
必要以上に深掘りされるタイプの面接です。
「あなた、信用できる人?」
という前提で見られているような感覚に
なってしまうのもムリありません。
こうゆう面接って攻められてる感じがするし本音を話すと損しそう。
形式にとらわれすぎていて話す内容より
堅苦しい面接っぽさを感じるタイプの面接。
面接官が
・笑わない
・うなずかない
・表情が動かない
その上で理念やビジョンを語られる・・・
これでは話す気もなかなか
起きないでしょう。
理念とか言われてもって感じだし空気が怖くて自分らしく話せないよ
これらは面接が
働く理由を一緒に探す時間
ではなく
アナタをチェックする時間
になっているからです。
だからこそ会話を大切にする当サロンは
面接もまるでおしゃべりのように進みます。
堅苦しい質疑応答ではなくお互いが
リラックスして本音を話せる
前向きな出会いの場。
面接って「選ばれる側」って思いがちですが
私たち的にはお見合いに近いと思ってます。
つまりこっちが
「この人いいかも!」
って思ってもアナタが
「いや、ちょっと違うかな…」
って思ったら成立しない。
だから面接は
“ 選ぶ場 ”
じゃなく
“ 選び合う場 ”
です。
「アナタのことを知りたい」
のと同じくらい
私たちのことも見てほしい。
だからこそ良くも悪くもウチの
全部をさらけ出しています。
『志望動機』必要でしょうか?
よくある面接で聞かれる
「志望動機は何ですか?」
実は私たちの面接ではこの質問をしません。
志望動機なんて分からないのが当たり前。
だから一緒に探します。
なぜなら
動機は最初からムリして
用意するものでない
と考えているから。
ムリに用意した答えよりも会話で
自然に生まれてくる想いを大切にしたい。
面接の段階では
「なんとなく雰囲気が良さそう」
「ちょっと興味があって・・・」
といったフワッとした理由でOK。
その場で
「そういえば私〇〇がしたかったんだ!」
と本当の気持ちに気づける…
そんな面接になれば嬉しいです。
理由なんて、あとからで大丈夫
面接って
「なぜこの職場を選んだんですか?」
って聞かれがち。
でも正直なところ
まだ働いたこともないのに
“ 明確な理由 ”
なんてある方が不思議じゃないですか?
最初はなんとなくで全然いいんですよ。
「家から近い」
「雰囲気よさそうだった」
「ホームページの空気感が好きだった」
とかでOK。
むしろそのくらいがちょうどいい。
というのも働く理由って
“ あとから育つもの ”
だから。
小さなことが積み重なって
「あ、私、ここで頑張ってみたいかも」
って” 気持ちが育つ瞬間 ”がくるんです。
それに人生って思ったより
フラフラしててOKでは?
全部ちゃんと決めてから動くより
「動いてみたら、だんだん見えてきた」
って方が自然だし実はうまくいくこと多い。
そんな風に思います。
だから「なんとなく」で来てくれてる人
大歓迎です。
大切なのは
“ その先の気持ち ”
がちゃんと育つ環境があること。
経営者である私はその環境を用意しておく
それが役目だと思ってます。
当日はどんな話をするの
「志望動機を聞かないなら何話すの?」
と思いますよね。
その答えはシンプル。
“ アナタの今 ”
“ これから ”
のことです。
例えば
・今、どんな働き方をしてる?
・転職のきっかけなどはある?
・理想の人間関係ってどんな雰囲気?
・どんなときに「しんどいな」と感じる?
・前の職場で「こうだったらもっと良かった」って思うことは?
こういった質問に対して
難しく考えなくて大丈夫。
・考えたことがない
・考え込んでしまう
質問があってもOKです。
「うーん、まだよく分からなくて」
と正直に言ってみてください。
そこから一緒に
「じゃあ何が気になるか?」
を探っていきましょう。
そうやって
『一緒に考えていくのが』
うちの面談スタイル。
働く理由って用意してくるものじゃなく
話しながら自然に見えてくるもの。
また面接は
「正解」
を答える場ではありません。
「こう答えたら正解かな?」
「こんなこと言ったらマイナスかな?」
面接中にそんなふうに
考える必要はないですよ。
面接で話す内容に
正解/不正解
はありません。
本音でお互い話せた方が入社後の
ミスマッチも少なくなると考えてます。
全員ウェルカム…とは限りません
世の中には、
「誰でもOK!採用します!」
ってお店もありますが、
正直に言うと私たちはちょっと違います。
というのも・・・
誰でもOKにしてしまうと、結局、
『誰にもフィットしない場所』
になってしまうからです。
働く場所って
“合う・合わない”
が絶対にあります。
・働くペース
・休みの取り方
・接客のスタイル
・スタッフ同士の距離感
そういった感覚的な部分に
「なんか違うかも」
っていう違和感があると待遇が
良くても続けるのがしんどくなる。
だから私たちは、
「この人、合うかな?」
ってちゃんと考えるし逆にアナタにも
「ここ、自分に合うかな?」
って冷静に見てほしいと思っています。
無理に引き止めたり話を
盛ったりすることありません。
合わないと思ったらその場で正直に言います。
私たちの面接は
「採用ありき」
じゃなく
「フィーリング確認」
みたいな時間。
あなたの
“ 違和感センサー ”
を大事にしながら私も
“ 無理にいい顔しない ”
を心がけてます。
最後に・・・
ここまで読んでくれて
本当にありがとうございます。
ちょっと長かったかもしれませんが
それだけ「アナタにちゃんと伝えたい」
って気持ちが強いんです。
もし少しでも、
「なんかこの面接、気楽に話せそうだな」
とか
「ちょっと行って話してみてもいいかも」
と思ってくれたならそれが何より嬉しいです。
面接って本来は『スタート地点』なんです。
ちゃんとした志望動機がなくても
自信がなくても
モヤモヤしてても
ぜんぶ大丈夫。
話してみて
「あ、ここならやっていけそう」
って思ってもらえたら
それが一番のゴールです。
気張らなくていいし、
完璧じゃなくていい。
いつものアナタのままで来てください。
スタッフ一同、お待ちしております。
追伸
以前面談に来てくれた子が
こんなことを言ってくれたんです。
面談で
「なんでうちに?」
って聞いたら、
「猫を飼ってて休みが
取りやすそうだったからです」
って即答されたことがあります(笑)
なんだかその正直さが良くて。
結果その子はいまはうちで
末長く働いてくださっています。
働く理由ってはじめは
“ ちょっとした日常 ”
から生まれていいと思います。